Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

図書館は精神的なセーフティネットだったのか?

学校に行きたくないときは外をだらだら歩いた後に、よく図書館に行った。読みたい本があったわけではないが本棚をぶらついていろいろめくったりしていた。閉館するまでいたこともあった。家に帰ってからは不愉快な時間が始まるが、読みたい本があると思えば精神的に楽になった。図書館がなかったら?多分恐ろしいことになっていただろう。

他の奴らが学校の狭い教室でだらだらしている間に、電車で県立図書館や隣の県の図書館に行っていた。この時の風景はよく覚えている。4月の桜が散った後。歩いていると徐々に汗が書いてくるくらいの気温。電車から見える晴れた空や、川辺の景色。他の学校の体育の授業風景など。

図書館へ逃げようとしていろんな風景を見た気がする。確かに私にとって図書館は精神的なセーフティネットだった。