Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

梅崎 春生の桜島

海軍通信兵が桜島終戦を迎える話だ。佐世保鎮守府での訓練、その屈辱的な生活や兵の中にある残忍な感情などを書いている。海軍は特に体罰がひどかったらしい。それで俗物になるか、精神が摩耗するか。これは多分現代にもある。理解のない人間のために消耗する官僚とか、エンジニアとかにあるかもしれない。

 

桜島

桜島