Neetalive’s diary

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車が事故を起こす多くの理由はUIにあるかもしれない

急な加速をする車にうんざりすることがこの頃多くなった。UI、特に速度計の位置、制動距離の把握、ハンドルとシフトレバーの位置、死角を把握しづらいことにあるのではないか?

まずは速度計の位置。人間の視覚は焦点から徐々にぼやけるようにできている。それに動くものに反応しやすいような神経回路にもなっている。ということは常に自分の速度を把握しているわけではない。運転しているときは危険予測を優先するように意識を使っているだろうから外の動きに注意が多く向かってしまっているわけだ。こうなると自分の速度を把握するというのは困難だろう。だから制動距離も把握しがたいし、それで最悪歩行者に追突することになる。

ハンドルとシフトレバーの位置。シフトレバーとハンドルを左右の手で操作しなくてはいけない。意識が分散するかもしれない。パイロットのように訓練を受けるというわけでもないのにこういうことを要求するのは酷なのではないのか?

死角の存在。

www.eu.skully.comバイクにはこういうHUDヘルメットがあるが、車にこういうのはあるだろうか?カメラを無線でヘルメットとつなげて、同時にすべての死角を把握するというような。ここはゲームのUIのように意識をうまく動かせるようなUIがあったほうがいい。それか死角を抑えられるように車体自体を小さくするとか。

車の形が50年前くらいからあまり変わっていないのも不思議だ。なぜわざわざ死角を作るようなミニバンのような車を生産するのだろうか?集団で移動するなら、鉄道、バスのほうがエネルギー効率がいいだろう。ものを運ぶにしても配達サービスがあるし自分で運ばなければならない理由はない。車にかかる維持費、リスクに比べれば安いものだろう。

ドライバーに多くの非があるのではなく、ゲームのルールがおかしいのかもしれない。