Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

日本は大麻を合法化すべきである。是か非か。

アルコールは合法なのに、なぜ大麻は違法なのだろうか?医療用大麻はカリフォルニアで使えたはずだが、日本はどうだろう?

natgeo.nikkeibp.co.jpこれによれば、日本は医療大麻は普及していない。

アルコールとの比較。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4311234/

身体に与える悪影響は大麻よりもアルコールのほうが大きいようだ。しかし他の薬物と併用しているかどうかで変わるかもしれない。

アルコールは様々なところで目につくし、アルコール依存症の人口の多さ、そのためにかかっているコストとも比較する必要があるだろう。大麻を規制するためのコストも考える必要もある。酒を提供する店が集まることによる様々な影響、例えば治安、騒音によるデメリットはどうだろうか?大麻の場合は気分の安定、食欲亢進、口の渇きなどがある。これはアルコールの二日酔いと似たようなデメリットかもしれない。

アルコールも依存性のある薬物だが、ちゃんと比較されているのだろうか?アルコールの摂取量が増えれば、認知機能は落ちるし、リスクの高い行動をしやすくなる。肥満の原因にもなり得る。アルコールも摂取量によってデメリットがあるのにどんなに摂取しても薬物乱用と同じように扱われない。同じ薬物なのにフェアな取り扱いがされているといえるのだろうか?差別的な取り扱いなのではないのだろうか?

などが論点になるだろう。

肯定側は、アルコールのような普及している薬物のデメリットと大麻のメリットを説明して、重要性を説明すればいいだろう。医療大麻に需要があることも見逃せない。モルヒネとの比較も面白い。

否定側は、大麻の普及がどんなコストを生むか説明する必要があるだろう。特に脳の発達過程にある年齢の人への影響。しかしこれはアルコールも同様なので難しいところがある。

私はアルコールのような合法的な薬物に比べて大麻があまりフェアな取り扱いを受けていないことに疑問を感じた。アルコールの場合は依存性の薬物なのに堂々とCMを流しているし。