なぜ厚生労働省は無能な働き者を増やしてしまうのか?働き方改革の茶番
まずは厚生と労働は扱う対象が全く違う。なのに同じ組織にまとめてしまった。厚生なら、年金数理や薬剤の検定、医療機器の性能検査、医療施設の管理などが扱う対象になる。労働は労働環境を主に扱うだろう。
これで組織運営が非効率にならないというほうがおかしいだろう。片や医学の博士号を持っていることが普通の部署と、労働法について知っていないといけない部署が同じ省にあるのだから間違った人選でごちゃごちゃな人的資源の配置が起こったらどうなる?明らかに悲惨なことになる。
そうなると単純に戦略目標が見えにくくなるし、戦力の分散が起きてしまう。となれば何かを始めようと思う前にすでに負けている。太平洋戦争で無秩序に戦線を拡大して戦力を分散してしまったように。こうなってしまえばもうおしまいだ。それぞれの人生を悲惨なものにしただけで何も目的が達成されないままダメな組織だけが残ってしまう。
さてこれをどうするか。まず審査というのが一番手間がかかる。例えば医療保険や労働環境の評価など。ベーシックインカムならこういうことを全くしなくてもよくなる。無条件にただ国民にお金を配るだけなのだから、ベーシックインカムは今の厚生労働省の主に労働に携わっている人を救うことになる。そうすれば今までのあほなことはこれから起きなくてもよくなる。
ベーシックインカムを導入すれば、労働に関するところは無人化しやすくなる。厚生のほうは医学の知見、医療統計学の知識を持っている人がいなければ立ち行かないからある程度はいなければならない。それにやめやすくなるのだから自然に淘汰が進みダメなことに耐えて無能な働き者になることも防ぐことができる。これが一番大きい。
まずは厚生労働省をぶっ壊して、ちゃんと分業できるようにしてからだな。