Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

公共事業に代わる何か

道路のメンテナンスは主に公費でなされて、企業に委託されている。これを保険商品とか個人で出資できるようにしたらどうなる?維持費は2500億円くらいだ。個人が出資できるようにするとして、一人5000円自分が使っている道路に払うとしたら?5000万人が払えばいいことになる。

自分がよく使っているインフラのためにお金を払うようにして、払ったことが公開されるようにすれば面白いだろう。課金した成果をちゃんと確認できるし、ゲームっぽいからだ。それに自分が払ったお金の額が公開されるなら宣伝にもなるだろう。主体が個人の意思の集まりなのだから、需要があまりない道路の統廃合も進むだろうし、インフラの取捨選択や更新もしやすくなるだろう。

道路のメンテナンスに限らず、目的別に出資できるようにすれば面白い。病院によく通っているならその分課金するとか、大学に進むつもりなら大学に出資するとか。航空機が好きなら、軍用機の開発プロジェクトや購入費にお金を出せるようにするとか。

ここで見ものなのは賦課方式の年金制度に課金したがる人がいるかということだ。ゲーテッドコミュニティでこういうのを先に導入してみて実験してみたい。