Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

孤独の輪行旅 二日目 門司港から長崎まで

関門海峡を越えてから門司港を目指した。トンネルを抜けると陽ざしと排気ガスのにおいがぶり返している。出口には人が多い。門司港にはレンガ造りの建物があって面白しいろいろ見てみようと思ったが、なぜか体がだるくて思考が鈍っている。門司港の周辺の幹線道路は歩行者がすぐ渡れない。水を補給しようにも苦労するところだった。ここから小倉まで走ろうと思ったが門司港から輪行することにした。

12時40分発折尾行きの普通列車に乗る。国鉄時代の車両だった。折尾までの車内は席に余裕があり快適だ。折尾からは快速で鳥栖まで行けた。後輪を女性に蹴られたことが印象的だった。後輪を外さないような輪行をしていたので当然こういうことは想定していたがついにこういうことが起きてしまった。鳥栖では15時44分発の長崎行きに連絡できる。ここからは乗ったことがない区間だ。

今は夏休みだった気がするが、学生服を着た人たちが長崎方面行きの列車に多く乗っている。佐賀の訛りのような言葉が近くから聞こえてくる。スマートフォンを熱心に使っていることはどこの地域も変わりがないようだ。女生徒に手を振られた気がしたが、良く分からず顔を窓のほうに向けてしまった。田園風景と並走する自動車が続く風景が広がっている。しばらくすると左手に雲仙岳が見える。

f:id:neetalive:20190803003603j:plain

ここから長崎駅まではそこまでかからない。長崎駅に着くと食料を調達しようとみらい長崎ココウォークに向かった。そこから稲佐山温泉ふくの湯へ。荷物を持っていたのでヒルクライムは断念した。ここの坂は面白い。勾配は7パーセントはあったはずだ。

快活クラブに向かおうとしたが、長崎駅から遠い。東横インは0時を過ぎると割引されるらしいので行ってみた。野宿しようとしたがそれではしんどいので宿泊した。シングル4800円で宿泊できた。