■
アルコール依存症患者の心理とディストピアは似てる気がする。アルコール依存症患者は必ずアルコールで起こるデメリットを否定する。気が付いていたとしても別の何かに依存し始める。それでいて人生をコントロールできていると信じ込んでいる。こういう負のスパイラル、それを認めるかのような慣習がディストピアのナンセンスさと似ている。
身近なものが積み重なることで悲惨な状況になることもディストピアと似てるな。依存症は過学習の一種なのか?
高機能アルコール依存症を理解する ーお酒で人生を棒に振る有能な人たち
- 作者: セイラ・アレン・ベントン,水澤都加佐,伊藤真理,会津亘,水澤寧子
- 出版社/メーカー: 星和書店
- 発売日: 2018/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
ジョハン・ハリ: 「依存症」―間違いだらけの常識 | TED Talk
これから考えると、ゲームのルールだけではなく前提がおかしければディストピアのような状態になるということか。アルコールならその人周りにはアルコールしかないのか、それ以外の面白いものがあるかどうかなどだ。一つだけしか見えない状況なら自然にそれを選んでしまう。アルコール依存症はたまたまそれがアルコールだっただけだ。
つまり多くのチャンネルがあれば、一つのものに依存することはないということだな。