Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

the devil's dictionary の効用

アナウンサー。他人が書いた原稿の忠実なしもべ。知性のない行動をしていても不思議ではない人たち。

アイドル。両親から引き継いだ形質で他人の関心を買い、資本にするのがうまい人たち。他人を搾取してもなんとも思わない。

国語教師。言葉の専門家であるように見えて、論理的な議論ができないこともある愉快な人たち。

パブリックスクール。伝統だけが取り柄のましな豚箱。サディスト養成機関。

語学教師。とるに足らない内容でも、外国語を教える立場にいるというだけで給与をもらえる人達。尊大でも気にしてはいけない。自分たちがその馬鹿さ加減をよく知っている。

勤勉。無能を焚き付け、人災を引き起こす困った哲学。しばしば思考の濁った中年にみられる。

自慰。自分の栄養を自分で食いつぶすよくわからない行為。医者は決して有害とは言わない。

野球。決まった場所にいるだけで、ゲームが終わるかもしれない退屈なゲーム。これが好きな人が野蛮なことをしていても気にしてはいけない。頭を使う必要がないのだから。

ジャーナリスト。情報を得るルートがあらかじめ決まっていても、それを自分の手柄だと思う困った人たち。責任は取らない。

好色。くさい、汚い、きついがそろう性行為になぜか血道をあげる愉快な人たち。ドーパミンが常人とは違うようになっている。なぜか女性の場合は問題になることは少ない。

銀行口座。これのために結婚することもある、素晴らしい餌。ただし将来性は保証できない。

ファーストフード。早く天国へ行く手助けをする素晴らしい食べ物。味だけはついている。

伝統工業。昔の人が作ったシナリオで生きる産業。意味は人それぞれ。

相撲。体を痛めつけても文句を言われない競技。なぜか国技になっている。

父親。精子提供者。それ以上でもそれ以下でもない。だいたいこの人が資本を提供することになっている。

母親。卵子提供者。労働していることはあるが、それ自体が目的になることがあり子供が悲惨になることもある。

家族。ただの血縁。上記の人たちが管理者になれる唯一の組織。無能でも管理者になれる。ただし品質は保証できない。

養子。ダメな家族を解体する唯一の手段。血縁よりもましなことが多い。

祈り。自分を救うような希望的観測。他人に危害を加えることもある。

猿。類人猿。たまに野蛮なことをする人をこの動物で比喩することがある。

買い物好き。資本の意味が分かっていないことを証明する人々。流行の奴隷。

士官学校。無能が税金で威張り散らすことができる唯一の場所。卒業後どうなるか定かではない。特に最上級生で分別のないスポーツ馬鹿が下級生を虐げることもある。もちろん日本にもある。

指導。この名を借りて他人に暴力を加えることがある。その場合士気が下がり、指導者が逆に指導されることがある。また、認知バイアスをわかっていないとセンスのない体罰に終始しがちになる。人類にはまだ早い習慣。

カリスマ。一部の人からなぜか持ち上げられる性質。言っていることが正しいかはだいたい生きている間は分からない。歴史上有効に使った人物はまれである。

士官。昇進する様子は山登りと似ている。この場合脱落者を救済することはない。実戦がめったにないので退屈さで問題を起こす人が毎年必ずいる。