Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

sf作品によくある環境破壊の設定

昔からこの設定に疑問を持っていた。なぜ科学技術の進歩をさも当然のように理由にするのか分からなかった。費用対効果を無視した経済活動が原因だろう?旧共産圏のほうが水質や土壌の汚染がひどいのは、やたらと石油精製施設や製鉄場のような燃焼を伴う生産拠点を実情を無視して作りまくったからだ。人口が増え続けるというパラダイムで行動していたのも原因かもしれない。

だが今はどうだ?どちらもなくなりつつある。大量生産は部品の生産や食料のようなものを除いて割に合わなくなっているし、人口も世界的に増加の勢いがなくなりつつある。家電や車を頻繁に買い替えることはいまではあまりないだろう。sfのような環境破壊が起こるとすれば何が原因なんだ?

ネットワークで繋がった産業機器を機能不全にして、エネルギーや食料の供給、輸送が一時的にできなくなるとか、小麦を枯れさせるウイルスが出始めて食料価格が上がるとか?株式市場をクラッシュさせるとか?データセンターにある預金情報をすべて消すとかか?そういうのでとち狂った一部の人が何かやらかして環境汚染をもたらすのか?

school.genron.co.jpこういうのがあるらしい。エンジニアが進める物語はあるんだろうか?