Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

国道54号と三瓶山まで

ラムネ温泉まで行こうと思い、11時ごろ急に自転車に乗った。宍道駅までは知っていた風景だった。駅前の町並みを左折し、緩やかな上り坂に入った。金属工場を通り過ぎ、小さい川が流れている。ここのつらさは車ではなかなかわからないだろう。緩やかな坂から急な下り坂が続き、集落がある。左手に加茂中駅だ。疲労で嗜好が鈍っていてコンビニエンスストアでいらぬ買い物をしてしまった。近くに洋菓子屋があったのでシュークリームを買った。しばらく走ると出雲大東駅の近くだ。

トンネルを2,3潜り抜けてから、ラムネ温泉のだいたいの位置を聞こうと思い商店に入った。ここでラムネを買い、温泉について聞いていると主人が出てきた。なぜかどのように結婚したのか聞きたくなり、いろいろ話したらどのように情動をコントロールしてきたのかアドバイスをもらうことになった。今のふわふわしたような感覚は珍しくないし、成長過程の一環だということらしい。文学を参考にしてどのように人間が出来上がるのかを想像してみたりしてみたが、やはり経験がないと想像するのも難しいというのが彼らから得たものだった。60代の婦人がいうには、今の女性は安定した収入がなければそもそも関心を持たないというのを力説されていた。だったらベーシックインカムでいいじゃないか。リスクは分担するものではないのか?

ラムネ温泉までの道のりはまだ長かった。