Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

大学は数学オタクにやさしくなかった件

私は数論くらいしか面白いことがなかった。今もそうだ。大学の場合はなぜか語学が必修になっていた。これが苦痛だった。だから大学に行くのが嫌になったくらいだ。語学資格である程度のスコアを取っていれば免除されるが、この手の試験は興味のない話題の文章を無理やり読ませるのでなかなかつらい。それでも受けてみたらtoeicは多分720点くらいだった。しかしこの点数では英語の授業を免除されることはない。

入学直後に申請をしに行くときには、このスコア以上の点数を取っていなければならない。だから不本意ながら語学の授業を受けることになった。ここで使われている教材ははっきり言って講師の収入を増やすためだけにあるようなもので、文学とか数学とかそういう面白い話題は一切ない教材だった。時事問題を英語で解説し、それを読ませるか、会話の即興劇をやらせるか。こんなものを大学でやるのかと言いたくなるような内容だった。

それにそういうくだらない講義をくだらないと大学当局に行っても相手にされることはない。なら出席を義務づけるのならそれなりの内容をやってほしかった。私は英語で書かれた数学やそれに関する論文を読みたかったし、邪魔されたくなかった。他の数学に関する講義や大学院のセミナーはよかった。語学の授業だけが私の人生を引っ張った。

私はくだらないことをする人と関わりたくない。大学のくだらない講義、特に出席義務があるくだらない講義があるのは、抗議をする前にそういうくだらない講義をする人と関わりたくないからというのがあるだろう。セクハラと似ているかもしれない。

こういうのはある程度時間がたって精神に余裕がないと、抗議しようにもできない。ちゃんとくだらない講義をする人はリストラできないとフェアじゃないし、私のように鬱になる人を増やす。大学でそもそも授業を受けることにそんなに意味があるんだろうか?私はただ数学について考え続けたかっただけなのに。あえて邪魔を増やす意味があるんだろうか?共通のフォーマットを作ればなんとかなるんだろうか?