Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

暗夜行路の色気

 

暗夜行路 (新潮文庫)

暗夜行路 (新潮文庫)

 

 謙作が放浪しながら様々な人と関わる様子には、なぜか色気を感じた。特に女中の栄や尾道の茶屋の女中との会話など。人以外の描写はあまりない。風景の描写に色気を感じることがあるが、暗夜行路にはそういうのはなかった。