Neetalive’s diary

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アニメーターの待遇について、アニオタの指針

昨今の作画は線が多い。なのに人は定着しない。作品数だけは多い。これでおかしくならないほうがおかしいだろう。なぜipとかいって実際に作らない人に金が流れる仕組みになってしまったんだろうか。アニメーターはvaluを導入するといいかもしれない。描く絵がどんなであれアニメーションを作ろうという情熱はあるだろう。そこに投資するんだ。

アニメーターの待遇を上げるにはボイコットも有効だ。制作現場が機能不全になりつつあることを認識させる必要がある。アニオタと協力して全国でデモ行進をするのもいい。ディズニーではちゃんと待遇について交渉していたはずだ。声優が好きな人も無縁な話ではない。そもそも原画マンや動画マンがいなくては作品ができないし、作品ができなければ声優に仕事はない。声優に仕事がなければ当然投資もされないだろうし、現状よりもさらにひどくなる。

現状のアニメーションを取り巻く金の流れはおかしいところがあるのでそこを変えていくのが手っ取り早い。まずグッズ制作にかかわるところ、ipの管理をしている企業はいらない。ここがお金を持っているとしても死蔵しているのだから。この人たちは言ってしまえば上前をピンハネするギャングと変わりがない。まず絵をかかない人、好きじゃない人が経営陣にいた場合追放したほうがいいかもしれない。もうあほな判断に振り回されるのはやめよう。

netflixと契約しよう。ロートルの相手をする必要もないし、そういうのに媚びている若い連中の指示を聞く必要もない。まずは誰と仕事をするかそれを見直そう。切れるにしてもこういう風に行動すればいいんじゃないか?

アニオタ諸君へ。アニメーターの現状について知ってほしい。あなたがどれだけお金を使ってもアニメーターにはあまりいい影響がない。影響があるにしても版権を持っている企業だけだ。彼らにとってアニメーションは自社の宣伝に過ぎない。だからアニメーターに投資しない。ゲーム開発の場合大規模になってきているから、残業をしたところでなにも効果がない。だがアニメーションでは大規模な制作現場でさえ残業がある。これははっきり言って異常だ。こういうところを改善していこう。多分誰かが絵が下手だからだというかもしれないが、絵を短時間に何枚も書いたことがない人間に他人を評価できるだろうか?他人を評価するならまずは絵をかいてみてほしい。なんで作画崩壊が起こるのか理解できるはずだ。

最後にアニオタはアニメーターの友人であるべきで冷淡な評価者になってはいけない。広告につられてアニメーションの現状を忘れてはならない。我々は単なる消費者ではなく他人に投資をする存在なのだから。