Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

乳房、おっぱい、むねについての本

 

乳房の科学 ─女性のからだとこころの問題に向きあう─

乳房の科学 ─女性のからだとこころの問題に向きあう─

 

 乳房について書かれた本は産婦人科の本が思い浮かぶが、そういう本は読んだことがあったし別のものを探した。基本は産婦人科で共有されている知識で乳房に起こる病気やその原因などを解説していたり、母乳の効用や、乳房の成長について書かれている。それ以外に乳房の文化的意味などが紹介されている。

成長と加齢による体型変化の部分が参考になるところがあった。どのように人体が成長するかは興味がわくが、異性となると想像しづらいことがあるのでカルテを書くように説明してくれるとありがたい。

 

ゆれるおっぱい,ふくらむおっぱい――乳房の図像と記憶

ゆれるおっぱい,ふくらむおっぱい――乳房の図像と記憶

 

 歴史上乳房がどのように扱われてきたかについて編纂されている。絵画の中の乳房、文学の中の乳房、広告の中の乳房など医学ではないところで扱われている乳房が見れる。先に挙げた乳房の科学とは趣向が異なる。

 乳房文化研究会はいろんな人のメンターになるだろう。こういうのを知っていれば乳房に対する理解が深まるだろう。もっと早くに知りたかった。