Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

出雲散策

出雲についた。前に行った釣具屋を後にし、日御碕を目指す。坂が多い。急勾配のところは歩いてしまった。左側に断崖と日本海が見える。このころは12時30分ころ、空腹ではなく体が重くなりつつあった。これがハンガーノックというものか。確かに休もうと思うところがなかったので動き続けていたな。日御碕ドライブインに到着する。中に入るとここを経営しているだろう人の家族がいて、子供がこちらを見てくる。ハンガーノック気味の人間の顔はどんなふうに見えたのだろうか。窓辺の席に行くことしか考えられなかったが意識が混濁しているようには思えない。穴子丼を頼む。1200円だ。

水をあまり飲んでいないことに気づいた。そこで600mlほどは飲んだだろう。日御碕まではまだ坂がある。到着したときは満たされるというよりただだるかった。灯台に行く道に商店が並んでいる。ここでは海産物が売られている。鮮魚を使った料理や干物、イカや貝類の焼いたものなどだ。灯台からの風景は走っているときに見たものとそんなに違いはない。人が集まっているかいないかの違いだけだ。風があり肌寒い。ここでぜんざい食べてから体はだるくなくなってきた。近くの日御碕神社に行く。

日光東照宮と似ているがこれは徳川家が命じて作らせたものだからだろうか?ここにある港から灯台近くの商店にあった海産物が送られてくるのだろうか?漁船は6隻ばかり。岩の上にある社には海鳥が群がっている。ここで焼きイカが350円、ぜんざいが480円で売られていた。ぜんざいは塩気が多いな。焼きイカもおいしい。ここで民宿があったので民宿の近くにいた老婦人に聞いたら営業しているかわからないという。その人は灯台に住んでいるが、そこにただで泊まらせてくれるという。なぜかそこにいたいと思ったが帰ることにした。

釣具屋を目指す。また60代くらいの婦人がいて、写真に写っているこの女性はいるか聞いた。すると奥からその女性が出てきた。色白の前に会った通りの姿だった。私はその人が30代前半ぐらいとばかり思っていたが、いろいろと年齢に関するヒントを出されて40台中盤だというのがわかった。年齢というのは分からないものだ。写真を撮ってもいいかと尋ねると写真は年齢が出てしまうから恐れ多いという。断られたのでデッサンをすることにした。3分くらいかかったか?この人は日本画に出てきてもおかしくはない。もう一度話せてよかったが、なぜか話がスムーズにできなかった。それが残念だ。