Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

アニメーションのためのインフラ

なぜ東京にアニメのスタジオが集まっている?昔の経済状況や通信環境ではそれでよかったかもしれないが、今の状況ではそうとも言えないだろう。大阪や神戸、松山のような関東以外のところにスタジオを移したほうが見えないコストが減っていいのではないか?ピクサーのスタジオがあるところはそんなに人は多くない。それで人が多いことによる精神的なコストはかからない。

アニメーターは他人のメンターにはなれるはずでそういうのは東京以外のほうが必要だったりしないのか?テレビ局の本社が東京に集まっているからなのか?それもnetflixのようなソフトウェア会社がインフラを作っているのでそんなに重要なものとは思えない。テレビ局の存在はアニメーション制作にメリットがあるのか?

エンドユーザーの行動でアニメーションを作る環境はよくなったのだろうか?スポンサーが資金を最初に出すのが多いからまだそこまでエンドユーザーの行動で何かが変わっているとは思えない。

必要なのはエンドユーザーの行動でアニメーション制作会社にいい影響がでるかどうかだろう。そうなれば自分の行動が直接作品の質に影響すること、お金の使い方ひとつでアニメーションのこれからが変わるのことを認識しやすい。

声優以前に絵を描く人が幸せになれないとアニメーションがつまらないものになることを意識する必要がある。アニメが好きな人でも何かで他人に貢献したい人はいるはずだ。それをアニメーターに向けるだけでいいんだ。シェアハウスをしてアニメーターの負担を少し取り除いてやるとか、アニメーションを取り巻く環境を少しづつよくしていくとか。

ディズニーはその存在自体でお金が流れる状況を作っている。まさに巨人だ。しかしディズニーのアニメが長く栄えるか?アニメーションの会社を一度すべて潰すのもありかもしれない。それから一人の経営者でやっていけばいいかもしれない。

アニメーションに必要なのは芸術への理解はもちろん、インフラだろう。アニオタは本当にアニメーションに参加できているのだろうか?

今調べたらディズニーの場合、アニメーター以外のディズニーリゾートで働く人の待遇は悪いそうだ。物理に依存したものは人を労働させるからいけないのかな?