原子力発電の仕組み
プラントの組込みシステムがどうなってるのか気になったのでいろいろ紹介する。
- 作者: Alan E. Waltar,Donald R. Todd,Pavel V. Tsvetkov,高木直行
- 出版社/メーカー: ERC出版
- 発売日: 2016/11
- メディア: 大型本
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まずは仕組みを知ってからどうするか考えてもいい。材質はなにか、放射性物質は崩壊するときに熱を発するがそれをどんなふうに記述するか、セキュリティはどんなもので構成されているか、など。熱拡散方程式をちゃんと説明しているので面白い本だ。ちなみに偏微分方程式だから調べやすいしいろんな人が参加しやすいだろう。
Nuclear Reactor Design (An Advanced Course in Nuclear Engineering Book 2) (English Edition)
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2014/06/11
- メディア: Kindle版
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炉があり、材質があり、その周りの炉をコントロールする電気回路があり、それらをまとめてコントロールするコンピューターがある。なんで放射線を吸収するかはイメージしやすい。放射線はベクトルだ。これを遮蔽し、吸収すればいいわけだからそれぞれの特性に合わせて材料を配置すればいい。これらの本は原子炉に関するものを包括的に扱っている。ぜひ読んでほしい。