なんで子供を産むか?
あえて子供を産ませるまたは産む現代的意味とはなんだ?いままで続けてきて自分の利益になるから?本当か?私は男性だが女性にはなんにもメリットも楽しさもないように思う。生理学の本を読むとなぜ子供が生まれてくるのかの頭を抱えていたのだった。遺伝子レベルではわかる。しかし胎児になり、子宮から外にでてくるのが不思議でならない。激痛と脳内麻薬と周囲の狂騒がないまぜになった雰囲気の中でやかましいうなり声をあげる肉塊が登場する。これで喜んでいる風景がよく見られるがよく準備されたジョークをそばで聞いているようだ。
それよりも面白いものがあるのに。人工生命だ。遺伝アルゴリズムといえばイメージしやすいか?遺伝子を符号として定義し考えてみるのだ。生命の特徴?いやほかのものにもあるが自己組織化の様子をデータ構造にしてみる。変化があるので、微分方程式のようになるだろう。
Artificial Life: A Report from the Frontier Where Computers Meet Biology (Vintage)
- 作者: Steven Levy
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 1993/07/27
- メディア: ペーパーバック
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このふたつは図書館で見つけた。人間関係が茶番だと思ったり、世の中くそだと思ったら読み始めるいいきっかけになるかもしれない。人間にこだわる必要はない。生命というのを昇華するのだ!ただ自分の利己的な遺伝子に従うよりそれを一度馬鹿にしてみても遅くはないと思う。ルールの変わらないチェスを延々と続けるより新しいチェスを作ってみたほうが面白いだろう。