Neetalive’s diary

読んだ本の紹介や雑記

吉田寮の思い出 12月の中旬か?

小田急線で小田原、そこから箱根に行き温泉で心を無にした後なにをとち狂ったのか京都に行きたくなった。東海道新幹線で京都に向かう。京都につくとphaさんの記事を思い出し吉田寮を目指すことにした。京都はなぜか暑かった。半袖でも大丈夫なくらいだったと思う。京都駅から歩いて1時間ほどで医学部のあたりにつきさんざん迷った挙句吉田寮につく。きょろきょろしているとphaさんを知っている人に案内していただいて無事宿泊することができた。もともと使っていた人たちが部屋に集まり授業について話していたから、数学とか暗号とか、トロイの木馬とかLISPについて話してみた。彼らは2年生のようでなかなか面白かった。しかし、LISPについて語ってもなかなか反響がなかったのは少し寂しかった。吉田寮は様々な生活パターンの人がいて私のような人がいても違和感のないような場所だ。大学が一つの国のようになればこのような素晴らしい場所は長く続くと思うのだろうが。いや、ベーシックインカムはまず大学のなかで実現したほうがいいように思う。そこでだらだらできる環境を作れば、わざわざなぜ存在しているかわからない企業にお伺いをたてることもせずにすむ。安いエネルギー、食糧、住居。この三つがあれば死なないからフリーライドを堂々とできる環境を作りたいものだ。そもそも人類は光合成からピンハネをして生きているのだから人類自体が植物にとってのフリーライダーだと思うのだが、なぜか給与というのがある。これ自体とてつもない茶番だ。

そういった茶番がないのが吉田寮だった。ここならベーシックインカムは機能するように思う。